メガデデンネはマイナー

SS板Produceで完結したSSなどをまとめていきます。プロデューサー支援用ブログ

セレナ「サトシが…記憶……喪失……?」

作者 2014/08/08(金) 09:00:49 id:AXsQ0WI.0
医者「はい…」

セレナ「そんな…嘘でしょ…?」

シトロン「……それは本当なんですか!?」

医者「はい…サトシさんが強烈なショックを受けたせいで記憶が失われています……」

ユリーカ「サトシィ…」

セレナ「そんな…」ガクッ……








セレナ「サトシ………」

 

ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 14:52:58 id:CyTaTYU60
~そう、それは昨日のことだった~

シトロン「この吊り橋を渡れば次の街ですね!」

サトシ「そうか!よぉし!街についたら早速バトルする人探そうぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

ひゅううぅぅぅぅうう……
ギシギシ…ギシッ!……


セレナ「でもちょっとこの橋危なくない?……」

~この時に私がサトシを止めていれば…~







~サトシは記憶を失わなくて済んだのに……~

サトシ「なんだよ怖いのかよセレナ!大丈夫だぜほら!」ピョンピョン!!

ギシギシ……ばきっ!

ユリーカ「サトシ危ない!」

サトシ「!シトロン!ピカチュウを頼む!」バッ!

シトロン「え!?はい!」ガバッ!

ピカチュウ「ピイカァー!」

サトシ「うわああぁぁぁああーー!!!」

セレナ「サトシィーー!!!」
ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 15:23:03 id:CyTaTYU60
シトロン「こっから下流の方に流されてますね!」

セレナ「でも降りるのなんて大変じゃない!シトロンなにかいいマシンとかないの!?」

シトロン「わかってますよ!いまこそサイエンスが未来を切り開く時!シトロニックギア!オン!」

ユリーカ「そういうのはいいからはやくぅ!」

シトロン「はい!これは竹トンボをモチーフにした、自由に空を飛べる機械!その名もタケコプターです!」

ユリーカ「お!なんだかまともな名前ね!どこにつけるの!?」

シトロン「頭につけるのです!」

セレナ「わかった!行くよ二人とも!」

ユリーカ「わぁ!凄い!ほんとに空を飛べてる!」

シトロン「そりゃあ当然です!僕のメカですから!」

セレナ「てことは…早く!急ぎましょう!メカが爆発してこの高さから落ちたら危ないわよ!?」

ユリーカ「そうだね!急ごう!」
ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 15:35:19 id:CyTaTYU60
シトロン「いましたよ!あんなところまで流されてましたね!」





セレナ「え?」

~サトシの周りにはまるでマトマの実を潰したのかという程赤く染まっていた……~

セレナ「嘘でしょ!?サトシ!サトシィ!ねぇ!」

ユリーカ「サトシ見つかったー?」

シトロン「ユリーカは来てはいけません!」

ユリーカ「え?」

セレナ「ねぇシトロン、これ夢だよね!?夢だよねぇ!?」





シトロン「……現実ですよ……目を背けないでくださいセレナ……」


セレナ「嘘…嘘…で…しょ?……」

シトロン「とにかく病院に運びましょう!」





~これが悪夢の始まりだった……~
ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:13:59 id:JJqhTh0U0
*病室*

セレナ「この中にサトシがいるのね?……」

シトロン「えぇ…とりあえず入って見ましょうか…」

セレナ「サ…トシ?入るわよ?……」カタカタ…

サトシ「君は?」

ユリーカ「!」

セレナ「サトシ…私だよ…?」

サトシ「君は誰なんだい…?」

セレナ「ねぇ!嘘でしょ!?ほんとはわかるんでしょ!?」

サトシ「君は僕の友達なのかい?……ごめん……僕はなにも覚えてないんだ……」

セレナ「嘘よ!嘘よ!」

シトロン「セレナ!落ち着いてください!」

セレナ「離して!離してよシトロン!」

シトロン「落ち着いてください!ユリーカも手伝ってください!」

ユリーカ「うん!セレナ!一旦ここを出よっ?」

シトロン「……すみませんサトシ……」

サトシ「……… ………」
ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:31:45 id:JJqhTh0U0
~しばらくして~

~in 病院の中庭~

シトロン「セレナはあのあと気を失ってしまうしユリーカは泣きじゃくっちゃったし…」

シトロン「これからどうしましょう…」

サトシ「あれ、君はさっきの……」

サトシはシトロンの隣のベンチに座った
しかしその目には以前のような輝きがなく、その目に映る世界はすべてモノクロなんじゃないかと疑うくらいだった……

シトロン「サトシ……」

サトシ「彼女、大丈夫だった?」

シトロン「……いえ……」

サトシ「そうか…すまないことをしたね…」

そういうとサトシは立ち上がって空を見上げた…



サトシ「君も僕の友達なんだよね…きっと……」

シトロン「えぇ……」

サトシ「なら……僕のことは放っといてくれないかい?」

シトロン「……!!」

サトシ「僕は多分以前の僕とは絶対に違う…わかってるんだよ、さ
っきの赤い帽子を被った女の子を見てればわかったよ……」

サトシ「今まで僕らは友達だったんだろ?」

シトロン「ええ…今も友達ですよ!!」

サトシ「でも僕はなにも覚えてない…君らとの大切な思い出を……」
ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:53:46 id:JJqhTh0U0
シトロン「これから思い出して行きましょうよ!」

サトシ「そうかもね…でもそれは皆に迷惑をかけることになる…」

シトロン「サトシのためならきっと皆喜んで協力しますよ!」

サトシ「そう言ってくれるのは嬉しいさ……」

シトロン「えぇ!ですから!」












サトシ「もう……僕の事はほっといてくれないか……?」

シトロン「え……?」

サトシ「……だから……僕抜きで旅をしてくれなか?……」
名無しのデデンネ[sage] 2014/08/10(日) 17:06:39 ID:6Gt0WbeA0

セレナ……
13 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 21:54:28 ID:i/krqNlw0
シトロン「そ…んな……」

サトシ「ごめんね…じゃあ……」

シトロン「まっ!…待ってください!」

サトシ「僕は病室に残るから……」









シトロン「……セレナやユリーカになんていいましょうか……」

カサカサ…

ムサシ「聞いたコジロウ!?」

コジロウ「……あぁ…」

ニャース「ジャリボーイが…記憶を失ったにゃんて……」
15 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 22:16:25 ID:i/krqNlw0
シトロン「あぁ…セレナやユリーカになんていいましょうか……」

シトロンは頭を抱えこんで悩んでいる

ムサシ「あら、ジャリボーイ」

シトロン「あなたは!」

コジロウ「そう、俺らロケット団

シトロン「もしかして今の聞いてたんですか?」

ニャース「聞いてたにゃ…」

シトロン「そうですか…」

シトロン「あなた達には好都合でしょうね、なんたっていつも狙ってるピカチュウの主人の記憶が無いんじゃね……」

コジロウ「…… ……」

ムサシ「…… ……」

シトロン「図星なんですか?」

そういうとシトロンは軽蔑しきった目でロケット団たちを見つめた……

コジロウ「いや…今なら言うが俺たちは…ジャリボー…いや、サトシとは恐らくお前らよりも付き合いが長い…」

シトロン「えっ!?」




ムサシ「私たちはあいつがカントーで旅をしている時から今まで6つの地方全てどこに行く時も追いかけ回してたからね」

ニャース「それがいきなり記憶を失うにゃんて流石に今はピカチュウを取ろうという気にもならないにゃ……」

シトロン「そうですか…すみませんね……誤解してましたよ……」
16 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 22:48:07 ID:i/krqNlw0
シトロン「では僕はセレナとユリーカのところへ行きますから…


ニャース「ジャリボーイ…」

シトロン「なんですか?」


ニャース「なにがあっても笑ってるんだにゃ」

シトロン「え?なにを言っ…」

ニャース「おみゃーらが悲しそうな顔してればジャリボーイにも伝わるにゃ…そしたらあいつの心はどんどん傷ついていくにゃ…」

ニャース「さっきジャリボーイはにゃんて言った?迷惑をかけたくにゃいと言ってたにゃ…この言葉をちゃんと受け止めるにゃ」

コジロウ「そうだ、昔のトレーナーであるあいつと、今の記憶を失ったあいつも、同じ人間だということを忘れるな…」

ムサシ「わかった!?」



シトロン「ありがとうございます……」




ニャース「……ニャー達にもできることはにゃいだろうか…」

コジロウ「そうだな…」
17 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 23:12:02 ID:i/krqNlw0
キィ…

シトロンは待合室の扉を開いたするとそこには赤く目を腫らして、髪は物凄く乱れてしまっているセレナがいた…

セレナ「あら、シトロン…こんな姿見られちゃって……恥ずかしいわね…」

そういうとセレナ目を擦った



シトロン「いえ…それだけサトシのことを大切に思っているんですよね?僕は笑いませんよ?」


セレナ「……そう、ありがとうシトロン……優しいわね……」


シトロン「いえいえ…あ、ユリーカは?」

セレナ「おトイレ行ってるわよ」


カチャ…キィ…

ユリーカ「あ、お兄ちゃん戻ってきてたの?」

シトロン「はい…そうだ、二人とも、今から大事な話をします……」

セレナ「うん…私はもう平気よ、なにを言われてもちゃんと受け止めるわ……」

シトロン「では……」

シトロンはさっきまでの出来事を伝えた…


セレナ「そう……」

ユリーカ「私やだよぉ!もうサトシと旅出来ないの?」

シトロン「ですから、皆でどうするか話し合いましょう」


セレナ「決まってるじゃない…記憶を取り戻して貰うわよ」

シトロン「……そうですね!」

ユリーカ「だね!」
18 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 23:15:59 ID:i/krqNlw0
今日はここまでです、ありがとうございました、
なんか記憶を失ってるとかフライゴンさんのSSと被ってしまいましたねwww
別に狙ってたんじゃないんですけどねwww

感想お待ちしております、ではでは
19 名無しのデデンネ[sage] 2014/08/10(日) 23:24:14 id:NgZ7gMBk0
記憶喪失は被ってるけど内容は全然違うしね!
乙!
20 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 08:11:02 id:LIo3XTrA0
シトロン「そういえば僕たちなにかしなきゃいけないことがありますよ!」

ユリーカ「えぇ~?なに?」







セレナ「あっ!サトシママにこのことを教えなきゃ!」

シトロン「それですよ!……しかし僕はサトシママの電話を知りません……」

セレナ「私、オーキド博士のならわかるわよ?」

シトロン「なるほど、オーキド博士ならカントー地方の博士ですしサトシは家が同じ街にあるとか言ってましたねぇ…」

ユリーカ「じゃあ教えなきゃだね」
21 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 10:47:10 id:LIo3XTrA0
セレナ「じゃあかけるわよ?……」カチャッ!

ぽっぽっぽっぽっぽっぽっぽっ……プルルルルル…




オーキド『もしもし、こちらオーキドですが…』

セレナ「私、セレナといいます!」

オーキド『おぉ!セレナちゃんか!キャンプのときであったっきりじゃな!』

セレナ「覚えてらしたんですね!では話が早いです!」

セレナはオーキドに今まであったことを全て話した……










オーキド『サトシが…なんと……』

シトロン「はい、なのでサトシママを連れてこちらの病院に来ていただけますか!?」

オーキド『……わかった…サトシママを連れてすぐそっちに行こう、明日には着くからのぉ……』
22 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 11:11:31 id:LIo3XTrA0
シトロン「今日は向かいのホテルに泊まりましょう……」

ユリーカ「そうだね、ユリーカもう疲れちゃったぁ…」

セレナ「そうね…私もシャワー浴びたいわ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シトロンが夜中ふいに目を覚ましたときセレナとピカチュウの姿がなかった…



シトロン「セレナ?ピカチュウ?」

キィ…ひゅおおおぉぉ…

シトロンが窓を開けると、バルコニーで夜空を見上げてるセレナとピカチュウがいた……

セレナの髪は風に吹かれてなびき、体は月夜に照らされていた……




セレナ「ねぇ…ピカチュウ……私どうしたらいいのかな?」

そういうとセレナは優しくピカチュウの頭を撫でた

ピカチュウ「チャアァ~♪」




シトロン「セレナ……」

セレナ「あら、いたのねシトロン」

シトロン「えぇ、明日にはサトシママも着くんですし、心配することはないですよ」

セレナ「うぅん…もしもサトシが思い出せなかったら……ピカチュウは……うっ……うっ……」

セレナの頬には涙が伝っていた……

ピカチュウ「チュウゥ…」

シトロン「………」

セレナ「私は……サトシに何ができるのかなぁ……」
23 名無しのデデンネ 2014/08/11(月) 11:15:06 id:TPR4shjc0
バルコニーがコルニに見えた

支援
24 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 11:47:47 id:LIo3XTrA0
シトロン「セレナは……サトシのことが大好きなんですね」


セレナ「え!?いきなりなにいうのよ!?//」

シトロン「とても大切にしてるように見えますよ?」





セレナ「私は……サトシと違ってなにも目標がない……」

セレナ「サイホーンレーサーは…まぁ置いといて……」

セレナ「サトシは…ポケモンマスターになるって夢があるし、どんどん夢に近づいて行こうと努力してる……」

シトロン「セレナ……」

セレナ「なんの夢も目標もない私にもサトシは……『夢や目標なんて気づいたらできてるもんさ!今はその目標を探す旅なんだよ!』って……励ましてくれた……」

気づくとセレナの顔は涙でくしゃくしゃになっていた

セレナ「私は…そんなサドジが…好きなのよ……!!」

セレナ「いつも優しくて!勇気に満ち溢れてて!バトルしてるときのサトシの輝いてる目も……もう見れないのかもしれないっ!!」


シトロン「セレナ……」

セレナ「だからこそ……一緒にいたピカチュウのことも可哀想で……」

セレナ「今までの思い出も!どこか遠くに全部なくなっちゃうのよ!?」へたっ…

セレナはそういい終わると地に膝をつけていた…






セレナ「サトシ…………」
25 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 12:06:09 id:LIo3XTrA0
シトロン「汚れちゃいますよ?ほら、立って?」

シトロンはセレナに右手を差し出した

セレナ「うん…ありがとう……」

シトロン「これ、使ってください」

セレナ「あ、ハンカチねありがとう……」

セレナは受け取ると顔をハンカチにうずめた…





セレナ「サトシィ…」

シトロン「今日は遅いですから、もう寝ましょう?」

セレナ「落ち着いたら部屋に戻るわ……ありがとねシトロン、優しいわね……」

シトロン「わかりました、じゃあ僕はもう寝ますね?」

セレナ「うん、おやすみ…」
29 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 15:05:40 ID:.CGI8irQ0
そのころ……

コジロウ「なぁ…ムサシ、やめにしないか?」

ムサシ「なによ!この手術してるときは人が全然いないのよ!食糧頂くならいましかないのよ!」

ニャース「とは言ってもムサシがナース目指してたとはいえ時代も変わってるし……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

サトシ「うぅん…トイレ行くかな…」

バッタリ…

コジロウ「あ」

サトシ「あ、こんばんわ」
30 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 15:16:31 ID:.CGI8irQ0
ムサシ「ジャリボーイ!?」

サトシ「え!?なんですかいきなり!?」

ニャース「ジャリボーイは今記憶を失ってるのにゃ…」

ムサシ「そういえばそうだったわね…」

サトシ「しゃ…喋るニャースだあぁ!!」

コジロウ「こいつは頑張って喋れるようになったんだよ」

ニャース「そうだにゃ」

ムサシ「動機が不純だけどね」

ニャース「うるさいのにゃ」

サトシ「もしかして…あなた達はお医者さんですよね?こんなところにいていいんですか?手術とか無いんですか?」

コジロウ「あぁ、白い服をきてるもんなぁ…」

ムサシ「私たちは医者じゃないわよ」

サトシ「そうなんですか、じゃあ僕の……」








サトシ「友達だったんですか?」





ニャース「(ど、どうするにゃコジロウ…)」

ムサシ「(私たちはあんたのピカチュウをいつも狙ってたのよ!って言えばいいじゃない)!」

コジロウ「(でもそしたら今のこいつは傷つくぞ…)」

ニャース「(でも記憶を戻させるのには…)」
31 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 16:58:38 ID:.CGI8irQ0
院長「あら?あなたはサトシ君ね、トイレならあっちよ」

サトシ「そうでしたね、ありがとうございます、それでは…さよなら!」

コジロウ「ああ…」

サトシは院長に連れられ去って行った…




ムサシ「なんとかなったわね…」

ニャース「あいつの目…なんだか色が抜けてたというか…」

コジロウ「だな…なんか寂しいな…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

サトシ「あの人達も…僕の友達だった人なのかな…」
35 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 22:28:52 id:LIo3XTrA0
~翌日~

シトロン「おや、あれはオーキド博士ではありませんか?」

セレナ「そうよ!オーキド博士ー!!」

?「あなたがセレナちゃんね!」

セレナ「あなたがサトシのママなんですね?」

?「えぇ、ハナコって読んでね」

セレナ「わかりました!じゃあ早速サトシのところに行きましょう!」

ハナコ「もちろんよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

セレナ「入るわよサトシ…」

サトシ「!き…君はこないだの…」

セレナ「えぇ、あの時はごめんね?」

サトシ「いや…いいよ…」

ハナコ「サトシ!サトシなの!?私よ!ママよ!!」









サトシ「あなたが僕のママなんですか……?……」
36 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/11(月) 22:35:00 id:LIo3XTrA0
セレナ「……っ!……」

シトロン「そんな…母親のことも覚えてないなんて……」

オーキド「わ、わしは君にピカチュウを渡したんじゃが…覚えとるかのぉ…?」

ピカチュウ「ピカアァ…」

サトシ「すみません……」

オーキド「そうか……」

うつむいていたサトシは顔をあげてこう言った……



サトシ「あの…もしかして僕は…そのピカチュウを連れて旅に出てたんですか?」

セレナ「!!……」

ピカチュウ「ピッ!?……」

シトロン「えぇ…そうですよ、ずっと苦楽を共にしてきたんですよ」

セレナ「あなたとピカチュウは一番の友達だったわ……」
39 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/12(火) 20:08:37 ID:69NUBeEg0
オーキド「中庭を見るんじゃ」




サトシ「……!?」

オーキド「あそこにいるポケモンはみな全てお前を慕い、共に旅をしてきた仲間だったんじゃ……」

サトシ「そうなんですか……」

セレナ「ねぇ、思い出せない?」

シトロン「あなたはポケモンマスターを目指して旅をしていたんですよ?」

ハナコ「そうよ!サトシは…いろんな地方をお友達と一緒に旅してたじゃない!」

オーキド「そうじゃ、カントージョウトホウエンシンオウ、イッシュ、そしてここのカロスをな」

サトシ「………」









サトシ「僕は相当ダメな人間だったんですね……」

ユリーカ「え!なんで!?」

サトシ「だってまだこの年でそんなに冒険して、時には危ない目にもあったんでしょう?ママにも心配をかけさせて……」

サトシ「それでも夢を叶えることすら出来ない……」







サトシ「僕は…一体何人の人に迷惑をかけ続けてきたんですか?」
40 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/12(火) 21:01:43 ID:69NUBeEg0
ツカツカツカ…

ぱちいぃーーーん……

サトシがその言葉を放ったあとセレナはサトシに向かって歩き出し、勢いよくビンタした!

サトシ「!?」

サトシは驚いた顔をして頬を抑えながらセレナを見上げた



セレナ「今から中庭へ行って皆に謝りなさい!!」

シトロン「セレナ!サトシになにをするんですか!」

セレナ「うるさい!シトロンは黙ってて!!」

シトロン「セレナ…」

セレナ「あなたは今までの旅してきた仲間達との時間を無駄だって言ってるのよ!?それがどういうことかわかる!?」




サトシ「君にはわからないさ!僕の気持ちなんて!」




セレナ「……なによ……どういうこと?」

シトロン「二人ともやめてください!」

セレナ「何度言ったらわかるの?シトロンは黙ってて!!」

シトロン「いい加減にしてください!サトシは怪我人なんですよ!?」

セレナ「そんなの関係ないわ!間違ってるから間違っていると言ってなにが悪いの!?」
41 支援 2014/08/12(火) 21:14:51 id:xSO/RZ2E0
面白くなってきたー
ところでセレナのビンタってお前ら的にどうなの?ごほうび?
42 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 08:56:22 id:gLp7nioM0
サトシ「君らにはわからないさ!」

サトシ「記憶をなくした僕がいきなり現れた君たちにどんどん言われて!そんないっぺんに思い出せるわけないだろ!?」

セレナ「だからってあのポケモンたちに酷いこと言ったのには変わりないでしょう!?」

シトロン「二人ともいい加減にしてください!」

ユリーカ「皆やめてーーー!!!」

シトロンが振り返ると肩を震わせて泣いていたユリーカの姿があった…」

ユリーカ「なんで皆喧嘩しちゃうの?仲良くしようよぉ……」

そういうとユリーカはいきなり病室から走って去って行ってしまった……

シトロン「ま、待ってくださいユリーカ!」

セレナ「し、シトロン!ユリーカ!」

サトシ「行ったらどうですか?病院とはいえあんな子供が一人でいるのは危ないですからね……」

セレナ「……正直私はあなたに言いたいことがまだまだ沢山ある…でもね、これだけは言わせて……」







セレナ「今のサトシなんて私、大嫌い!」

そういうとセレナもシトロンの後を追いかけるように部屋を出て行った……

オーキド「セレナちゃん!?」
43 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 10:34:16 id:gLp7nioM0
ハナコ「じゃあ私たちは一旦近くのホテルに止まってくるわね?」

サトシ「そう…わかった……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シトロン「はぁ…はあはあ…ようやく追いつきましたね…」

ユリーカ「ねぇお兄ちゃん…」

シトロン「なんですか?」

ユリーカ「みんななんで喧嘩しちゃうのかな?しなかったらみんなずっと笑っていられるのに……」

セレナ「うぅん、喧嘩は大切よ?ね、シトロン」

シトロン「えぇ、そこで仲直りすればもっと仲良しになれますからね」

セレナ「ごめんねユリーカ?」

ユリーカ「……うん……」

セレナ「じゃあ今日もホテルに泊まりましょうか…」

シトロン「そうですね……」
44 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 10:54:22 id:gLp7nioM0


シトロンが夜中に目を覚ましたらまたセレナが月を見上げていた…

シトロン「セレナ…また起きてたんですか?」

セレナ「うん…なんか眠れなくて」

シトロン「そうですか…」

セレナ「私…サトシに酷いこと言ったなぁ…」

セレナ「明日サトシに謝らなきゃね!」

シトロン「…っ!」

セレナ「どうしたのシトロン?」

シトロン「それ以上サトシの話はやめてください!」

セレナ「えっ!?なにを…」

そういうとシトロンはセレナを壁に押し付けた、いわゆる壁ドンというやつだ…

セレナ「ちょっ!離してよシトロン!いきなりなに?」

シトロン「僕は……」









シトロン「僕は…セレナ!君のことが好きなんです!」

セレナ「シトロン……?」

シトロン「始めてあった時から僕は君に夢中なんですよ!」

セレナ「な、なに言って…」
45 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 13:01:55 id:gLp7nioM0
この度は読んでくださる方を求めてBBSのほうにもこちらのSSを載せることにしました

向こうでは誤字があったら直したり、表現を改めた完全版を載せます。
気になる方は向こうでも読んで見てください

しかし、中にはそしたらもともと向こうで書けば?ってなるかたがいますが、こちらに先に出しますので、早く更新したりするので続きが気になったりするかたはこちらで読むことをオススメします
ではでは、今後ともよろしくお願いします
46 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 22:49:04 id:gLp7nioM0
シトロン「僕は…あなたが好きなんです…っ!」

セレナ「シトロン…私ね…好きな人がいるの…」

セレナ「あなたのことその人以上に思えないくらいに……」

セレナ「だから…ごめんなさい…」

シトロン「……わかってますよ」

セレナ「えぇ!?」

シトロン「わかりやすいですからねセレナは笑」

セレナ「わ…っ!わかってて言ったの!?」

シトロン「ええ、これで心が軽くなりました」

そういうとシトロンはセレナに向かって一番の笑顔を向けた

セレナ「なんで振られたのにそんなに嬉しそうなのよ!//」

シトロン「何ででしょうね…笑」

セレナ「もう…」
47 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 23:03:03 id:gLp7nioM0
シトロン「これからも…友達でいられますよね?僕たち」

セレナ「うん!」

セレナ「そうだ、これ…ありがとうハンカチ」

シトロン「いえいえ笑」

セレナ「ねぇシトロン…私どうすればいい?」

シトロン「……サトシのことですか…」

セレナ「うん…やっぱり私、サトシがあのままになったら…」

シトロン「平気です、きっと元に戻りますよ…」

セレナ「そうよね……」
48 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/13(水) 23:11:28 id:gLp7nioM0
~翌日~

ユリーカ「今日はサトシにちゃんと謝るんだよセレナ」

セレナ「うん、もう落ち着いたと思うから…」

シトロン「あまり熱くならないでくださいね?」

セレナ「入るわよ…」

サトシ「また君か…」

セレナ「サトシ、昨日はごめんなさい!」

サトシ「いえ…僕もあのポケモン達に酷いことを言ったのは確かにですからね」」

セレナ「ううん…私のほうこそごめんなさい」

サトシ「もういいよ…」

シトロン「あの…なにか手がかりがあるかもですしこれからミアレに行きませんか?」

サトシ「ミアレに…うん、わかった」

ユリーカ「でも勝手に外出ていいのぉ?」

シトロン「ええ、外出届は出してあります」
49 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 11:00:42 id:BHBkHg2s0
ミアレシティ

セレナ「ここ!このカフェでチャンピオンのカルネさんとケーキ食べたわよ!」

サトシ「なかなか美味しそうですね!」

ユリーカ「いつみても美味しそうだねぇー!」

シトロン「(まさか…)」

セレナ「そうねぇ…もしかしたら食べたら美味しすぎてショックでもとに戻るかもね!」

シトロン「(やっぱり…)じゃあ入りましょうか!」

シトロンは無理に笑うことで精一杯だったため、前の人に気づかなかった…

?「キャ!」
50 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 11:54:20 id:BHBkHg2s0
セレナ「ああっ!カルネさん!」

カルネ「しーっ!」

セレナ「あ、そうでしたね、すみません」

カルネ「まぁいいのよ、それにしても…サトシくん、あなた変わったわね…」

シトロン「立ち話するのもなんですのでお店に入りませんか?」

カルネ「そうね!ありがとうシトロンくん!」

シトロン「は…はは…」
51 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 11:55:45 id:BHBkHg2s0
シトロン「ミアレタルト人数分とこのピカチュウデデンネハリマロンフォッコにはポケモン用のをください」

ウェイター「かしこまりました」

シトロンとセレナはこれまでのいきさつを全て離した

カルネ「そうなのね…」

ユリーカ「んんー!美味しいねデデカス!」

デデンネ「デネデネェ!」

セレナ「そうね!」

サトシ「美味しいですね!」

カルネ「やっぱりここのは素晴らしいわねっ!」

シトロン「(僕のジムリーダーの稼ぎがどんどんなくなっていく……)」

どんちゃんどんちゃん
わっしょいわっしょい!

カルネ「そういえば今日はお祭りだったわね…」

シトロン「そうでしたね」
52 名無しのデデンネ 2014/08/14(木) 11:56:28 ID:5I15b/XU0
デwwwwwwwwwwデwwwwwwwwwwwカwwwwwwwwwwwwスwwwwwwwwwwwww
53 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 12:10:54 id:BHBkHg2s0
>>51
申し訳ないです
ユリーカ「美味しいねデデカス!」
ではなく、
ユリーカ「美味しいねデデンネ!」
でした、申し訳ないですm(_ _)m
54 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 15:05:24 id:BHBkHg2s0
セレナ「よぉし!食べ終わったら遊びに行こうよ!」

ユリーカ「やったね!」

シトロン「そうしましょうか!」

サトシ「え……」

カルネ「サトシくん、皆で楽しく遊んでたら思い出せるかもしれないわよ?」

サトシ「……そうですね!」

セレナ「ほら、サトシいこ!?」

そういうとセレナはサトシの手を握って立ち上がらせた

サトシ「//あ、はい!」
55 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 17:03:49 id:BHBkHg2s0
セレナ「あれ…シトロン?」

サトシ「あれ?はぐれたんですか?セレナさん」

セレナ「……そうみたい…」



シトロン「あれ、セレナ?サトシ!?」

ユリーカ「はぐれちゃったの?お兄ちゃん」

シトロン「えぇ…そうみたいですねぇ…そろそろ花火が始まってしまうのに……」
56 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 17:42:42 id:BHBkHg2s0
サトシ「探しに行きませんか?」

セレナ「下手に動き回ってはぐれるより動かないでいたほうがいいんじゃない?」

サトシ「それもそうですね…花火を見ましょうよ」

どおぉーーん……パラパラパラ……

セレナ「綺麗ねぇー!」

サトシ「え…えぇ…//」

サトシはセレナに対して少し俯いて喋り始めた…

サトシ「僕は…これからもう二度と
記憶を戻さないかもしれない…んです……」





どぉーーんん……パラパラパラ……

セレナ「え……」
57 名無しのデデンネ 2014/08/14(木) 17:50:00 id:ESMS7boQ0
支援。

向こうで書いてる方が少ないのに100越えててびびった

こっちは行数多いのもあるけど。
58 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 18:08:54 id:BHBkHg2s0
サトシ「昨日君らが帰ったあと言われたんだ…先生にね……」

セレナ「そ…んな……」

ひゅるるるるる……パアァーンン!!




セレナ「嘘…」

サトシ「ごめん…だからこそ…もう僕とは関わらないで欲しい…」

セレナ「さ…サトシ…」

サトシ「これ以上やっても僕は思い出せないかも知れないんだ…僕は君達はどんどん傷ついていくのを…ううん…君の傷ついた顔をもうみたくないんだ……」

セレナ「さ…サトシ?」

サトシ「もう僕は…君の苦しむ顔なんて見たくない」





ひゅるるるるるる…パアァーンン!!

サトシ「この意味がわかる?僕はあの時から君のことが好きなんだ…」
59 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 18:27:02 id:BHBkHg2s0
いきものがかりの笑顔です
BGMとしてお聞きください

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm22270194?cp_in=wt_srch
60 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 18:49:09 id:BHBkHg2s0
セレナ「なっ…//」

サトシ「一目みた時から…僕は君のことが好きだったんだよ…」



セレナ「嘘でしょ?」

サトシ「ほんとだよ、なんども喧嘩はしたけどそれだけ正義感の強い人だってわかったし」



セレナ「嘘よ!サトシはそんなこと言わない!」

サトシ「僕だってサトシだよ…とにかく!君のことが好きなんだ!」

セレナ「……サトシ……サトシィ…」

サトシ「………」

セレナ「こんなの私の知ってるサトシじゃない!」

そういうとセレナは走り去ってしまった……

サトシ「あ!待ってくれよ!危ないよ!」
61 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 20:01:53 id:wY5l0A/s0
サトシは追いついてすぐにセレナの腕を掴んだ

セレナ「…っ!サトシ!?」

サトシ「…危ないだろ?」

セレナ「サトシ…うっ!……うっ…」

セレナは俯いて泣き始めてしまった

ゴソゴソ…

サトシ「ほら、これで涙拭きなよ」

そういってサトシが取り出したのはあの時セレナに渡したハンカチであった…

セレナ「サ…サトシ……」

受け取るとセレナはハンカチに顔を埋めて勢いよく泣きだした.体の中の水分を全て出そうとするくらいに……

セレナ「サトシ…サトシ……」

サトシ「セレナ…ごめん……」

セレナ「謝るくらいならそんなこと言わないでよ!」

サトシ「うん、ごめん……」
63 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:12:35 id:BHBkHg2s0
ういぃーーんん……ガシャン!

セレナ「なに!?」

サトシ「いったいなんなんだい!?」

ムサシ「なに!?一体なんなんだい!?と聞かれたら…」

コジロウ「答えてあげるが世の情け」

ムサシ「世界の平和を守るため」

コジロウ「世界の破壊を防ぐため!」

ムサシ「愛と真実の悪を貫く」

コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役」

ムサシ「ムサシ!」

コジロウ「コジロウ!」

ムサシ「銀河を駆けるロケット団の二人には!」

コジロウ「ホワイトホール!白い明日が待ってるぜ!」

ニャース「にゃあんてにゃ!」
64 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:13:22 id:BHBkHg2s0
セレナ「ロケット団ピカチュウを返しなさい!」

サトシ「この人たち…病院で会ったことあります!」

セレナ「いままでサトシのあのピカチュウを狙ってきてた悪い奴らよ!」

サトシ「そ!…そうなんですか!?」

シトロン「あ!見つけた…ロケット団……?」

ムサシ「なによその目は!私達は悪の集団なのよ!?」

ニャース「ニャーたちの本当の目的を忘れてたにゃ!」

セレナ「そんな…シトロンから話聞いたときはずいぶんまともなこと言ってたのに…」

ユリーカ「ぐすっ!酷いよぉ!」

コジロウ「……知るか!くそ!ピカチュウはいただいてくぜ!」

シトロン「させませんよ!ハリマロン!気球にミサイル針!」

ハリマロンはその瞬間、ミサイル針を5発放ち、見事にロケット団の気球を破壊した!」
65 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:14:00 id:BHBkHg2s0
さらにその拍子でピカチュウロケット団から逃げ出した!」

シトロン「いまです!ピカチュウ!」

サトシ「ピカチュウ!お前の技であいつらをやっつけてくれないか?」

ピカチュウ「ピィッカァ!」

ユリーカ「いっけぇ!やっちゃえ!十万ボルト!」

ピカチュウの体には電撃が走り、数秒後にはロケット団に向かって飛んでいた!

ムサシ「ソーナンスミラーコート!」

ソーナンス「ソッ!ソオォーナンスゥッッ!!!」

ソーナンスの前には光る壁が現れ、ピカチュウの電撃を跳ね返したが…

サトシ「がっ!うわあぁーー!!!」

不幸にもサトシに当たってしまって倒れてしまった!

コジロウ「おい、まずくないか?」

しかしピカチュウロケット団がうろたえてる隙を見逃さず、また十万ボルトを放った!
66 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:15:03 id:BHBkHg2s0
コジロウ「ま、まずい!」

バリバリバリッ!チュドーン!

ロケット団「やな感じー!」

セレナ「サ…サトシ平気!?」

シトロン「平気ですかサトシ!」









サトシ「うぅ~…ん……」
67 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:15:51 id:BHBkHg2s0
ヒュウウウウウウウ

コジロウ「やっぱりあんなんじゃ記憶は元に戻らないだろ…」

ムサシ「あんたが考えたんでしょ!?」

ニャース「でも…にゃんだか元に戻ったようにゃ…そんな気がするにゃ…」

ムサシ「……そうね、ジャリボーイの事だもの!いつかは治るわよ!」

コジロウ「だな!あいつはめちゃくちゃタフだもんなぁ!」

ニャース「にゃんだか…」

ロケット団「いい感じー!」

ムサシ「待って!コジロウ!花火とぶつか…」

コジロウ「え?」

パアァーンン!!ひゅおおおおぉぉぉ…

ロケット団「やっぱりやな感じー!」

ソーナンス「ソオォーナンスゥッッ!!!」

キランッ!
68 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 22:16:47 id:BHBkHg2s0
セレナ「サトシ…サトシ…」

サトシ「っ!…うぅん…」

シトロン「目が覚めましたね!」







サトシ「……あれ…俺こんなところでいったいなにをしてたんだ……?」

サトシ「てかなんでミアレにいるの!?」

シトロン「おぉ!記憶が元に戻った…!!」

ユリーカ「や…やったあ!!」

セレナ「サ…サトシィ!」

セレナはすぐさまサトシに抱きついた…強く…サトシの記憶が…自分の胸でこぼれ落ちないように…

サトシ「わ!わ!何だよぉ!」

セレナ「サトシィ…心配したんだよ!?」

サトシ「皆…なにを言ってるんだ?どうしたんだ?」

シトロン「実は…」

セレナ「ううん!なんでもない!気にしないで!」

サトシ「あ、あぁ…そうか…」

パアァーンン!!パパン!パァン!

空に打ち上げられた花火はセレナ達を祝福するように打ち上げられていた…

~FIN~
69 名無しのデデンネ 2014/08/14(木) 22:24:01 ID:5I15b/XU0

花火に当たった衝撃で今度はロケット団が記憶喪失か
70 名無しのデデンネ 2014/08/14(木) 22:27:12 id:rdlwCQRs0
乙!

ムサシがミラーコートを指示するとは・・・
カウンターどころかろくに指示しない事すらあるのに
72 ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/14(木) 23:04:13 id:BHBkHg2s0
新SS板のオープン記念に書いたわけですが…
いろいろと酷い事になりましたね…物語の進み方がなかなか雑ですし…やっぱり他の三人の方々の偉大さがよくわかりました…

皆さんとしてはどうだったでしょうか?
こちらのSS板では次はメイ×トウコの百合SSを暇つぶしに書こうと思うので、パンツ脱いで待っててください、お付き合いいただきありがとうございました
73 名無しのデデンネ 2014/08/15(金) 07:56:30 id:MkNAaL8g0
>>72

お疲れ様でした。

面白かったです。

また、書いてくれるとうれしいです。
74 名無しのデデンネ 2014/10/11(土) 01:02:41 id:o4taaadA0
つーかどうしたらデデカスになるんだ?wwwwww