王様「魔王を倒してくるのだ」レッド「待ってゲームが違う」
- 1 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:22:52 id:GbAtuh3U0
- 王様「何を馬鹿なことを言っておるか?」
レッド「いや、俺はこれからオーキド博士のところにポケモンをもらいにいく設定なんだって!」
王様「オーキド?なんだそれは?」
レッド「ポケモン界の権威だって!」
王様「とにかく、酒場に行き仲間を見つけて冒険に出るのじゃ!」
レッド「ま、待って!」
レッドは木の棒を手に入れた
50Gを手に入れた
レッド「……なんで木の棒!?もっとなんかあるでしょ!?」
王様「くれるだけありがたいと思え」
レッド「10歳児に人間も殺せちゃうモンスターを全部捕まえてこいって言う博士でも最初は良いポケモンくれるんですが!?」
王様「やかましいのう……こいつを締め出……門の外へ案内するのじゃ」
側近「はっ」
レッド「今、締め出すって言ったよね?あれ?あの王様?!」ズルズル
*** -
- 2 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:24:33 id:GbAtuh3U0
- ***
レッド「しかし……一体何が起きてるんだ?」
レッド「俺は確かに『ポケットモンスター赤』の主人公……」
レッド「俺は確かにこれから二周目に入るはずだった!なんでだ!」
レッド「……ま、まあ原因はわからないけど、間違いなく別のゲームに迷い込んじまってるんだよな」
レッド「とりあえずRPGみたいだから村人に話しかけまくるか」
レッド「帰る方法がわかるかもしれない」
***
- 3 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:25:19 id:GbAtuh3U0
- はじまりの村
レッド「あの、すみません」
モブ「ここははじまりの村だよ」
レッド「あ、さっき上に出てきたのでしってます」
モブ「ここははじまりの村だよ」
レッド「あーそういう系のモブか」
モブ「そういう系ってどういう意味だい?」
レッド「うわっ!?俺の言葉に対応してしゃべった!?」
レッド「かがくのちからってすげー!今や人の言葉に対応して返答も自分で作るんだな!」
- 4 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:26:57 id:GbAtuh3U0
- レッド「それで、モブさん。この村にいろんな話を知っている人はいませんか?」
モブA「いろんな話?」
レッド「はい、たとえば……『異世界から迷い込んだ人』の話とか『異世界に行ける魔法』の話とか……」
モブA「うーん、聞いたことはないけど村役場にいるおじいさんがよく子供たちに昔話を聞かせているそうだ」
レッド「ありがとうございます!」
レッド「(やっぱり伝説を言い伝えるのはおじいさんだよな)」
レッド「(待てよ?異世界から召喚されるのが勇者って設定ならあながち俺は勇者らしいのかもしれないな)」
レッド「……まあいいや。はやく帰りたい」
- 5 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:27:49 id:GbAtuh3U0
- ***
村役場
レッド「こんにちは」
おじいさん「……はて、見ぬ顔じゃな」
レッド「(どことなくフジ老人に似てるような)」
レッド「ちょっと異世界からやってきました。なんつって」
おじいさん「……して、おぬしはわしに何か用かい?」
レッド「ノーツッコミ!んーきつい」
レッド「あ、もしよかったら話を聞かせてほしいんです」
おじいさん「ほう、どんな話がお望みかな?」
*
**
***
- 6 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:28:42 id:GbAtuh3U0
- おじいさん「そうじゃな……異世界、とな」
レッド「はい、どんな話でもいいんです。噂だとかおとぎ話なんかでも」
おじいさん「……どういった事情があるのかは知らぬが、あまりに馬鹿らしい噂なら聴いたことがあるぞ」
レッド「どんなですか?」
おじいさん「今我々人間と戦争状態にある魔王軍の下っ端どもが話していたとされる話じゃ」
おじいさん「魔王軍にも階級があるらしいのじゃが、完全に実力制らしい」
おじいさん「じゃから幹部となると魔王に匹敵する強さを持つとか……」
レッド「そりゃ怖い。四天王みたいなもんかな」
おじいさん「一方、やはり下っ端は下っ端。下等なモンスターや知能はあるが実力の無いゴブリンなんかの大多数は下っ端だというのう」
おじいさん「……さて、本題じゃ。上下関係の厳しい魔王軍にはこんな噂があるらしい」
- 7 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:29:01 id:GbAtuh3U0
- 『上司に逆らうと「異世界への扉」に投げ入れられる』
レッド「!」
レッド「(きっとそれに入れば!)」
おじいさん「まあ『異世界への扉』がなんなのかも、存在するのかも、噂が本当にあったのかもわからんがの」
レッド「ありがとうございます。充分です」
おじいさん「また来なさい」
レッド「はいっ!」
- 8 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:30:04 id:GbAtuh3U0
- ***
レッド「扉に入るにはどうすればいいか……」
レッド「まず一つは『魔王を倒して扉を奪う』だな。魔王って言ってもゲームだしレベル上げれば多分勝てるだろう」
レッド「俺が何者かの意図によってこの世界に呼ばれたのならたぶん魔王を倒すことが望まれてるはずだ」
レッド「もう一つは『魔王軍の下っ端になって上司に逆らう』ってのだな」
レッド「これはそもそも魔王軍になれるのかわからないうえに、上司に逆らった結果、普通に殺されちゃう可能性もあるからリスキーだ」
レッド「やっぱり前者か……とりあえず酒場に向かおう」
- 9 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:31:28 id:GbAtuh3U0
- ***
酒場
レッド「(王様はここで仲間を雇えと言ってたな)」
レッド「(やっぱりどうせなら強そうな人がいいな)」
レッド「(あのいかにも最強っぽい戦士に話しかけてみよう)」
レッド「あの……」
レッド「……ってお前は!」
グリーン「俺の名は戦士グリーン。世界で一番強いってことなんだよ」
レッド「お前はグリーン……!お前もこちらに来ていたのか!?」
レッド「っていうかナチュラルに日本語おかしいぞ!?」
グリーン「なんだお前。見覚えの無い顔だな」
レッド「……なんだ他人のそら似か。失礼しました」
グリーン「チッ」
レッド「えっとグリーンのステータスは……こうげきとすばやさが高いのか反面、とくこうは低い……ってとくこう!?」
レッド「なんかポケモン混ざってるところ多いな……」
「赤版にとくこうは無いとか言ってはならない」
レッド「誰だ今の」
- 10 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:34:00 id:GbAtuh3U0
- レッド「さて、次は誰に話しかけようか」
安価>>12>>13
安価ミスってたら自動で下にずらしてください
①魔法使いっぽい女性
②魔法使いっぽい男性
③グリーン
④戦士っぽい女性
⑤僧侶っぽい男性
⑥僧侶っぽい女性
一人一人に独自の特殊能力が存在したりステータスの伸びも人によって大きく変わったりしません!
話しかけ、仲間にする人によってストーリー展開が大きく変わりません!
- 11 名無しのデデンネ 2014/09/04(木) 23:53:45 id:DUZt3MsE0
- 2つのゲームのネタを挟んあるのが面白い。
支援以外ありえない。
安価踏んだら1で
- 12 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 00:28:04 ID:9TgvKMBA0
- かわらんのかーい
安価は6で
- 13 名無しのデデンネ[sage] 2014/09/05(金) 02:49:18 id:Ydp4JhsM0
- 2
- 14 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 17:18:59 ID:3jVejNhM0
- >>10
センスありすぎwww
- 16 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:29:47 id:wBc4GOYw0
- ***
レッド「すみません」
僧侶「何でしょう?」
レッド「旅のお供を探してるんだけど……って今度はお前か!」
エリカ「はぁ……お知り合いでしたっけ?」
レッド「あー……まあそうだよなあ」
レッド「すみませーん。なんでもないでーす」
エリカ「それで……旅に行くのですか?」
レッド「ああ、ちょっと魔王のところまで」
エリカ「!」
レッド「えっ、何その反応」
エリカ「魔王を倒すことこそ私の長年の望み。世界の人々を救うため、お力添えいたしましょう」
レッド「お、おう(やりにくい……)」
エリカ「それで一応お給料の方なんですが……」
レッド「ちゃっかりしてるなあ!」
- 17 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:30:40 id:wBc4GOYw0
- ***
エリカ「それで次はどうするのです?」
レッド「うん、あと一人くらいなら雇えそうだからあの男の人を誘ってみるつもりだ」
エリカ「3人旅とは……大丈夫ですか?」
レッド「まあ本当は4人にするつもりだったんだけど誰かがたんまり所持金持って行っちゃったからね」
エリカ「お貸ししましょうか?」トイチデ
レッド「俺は確かに『トイチ』って聞こえたぞ」
エリカ「さ、さあはやくあの方に話しかけましょう!早く魔王を倒さなければ」
レッド「話逸らしやがったこいつ……」
- 18 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:34:48 id:wBc4GOYw0
- レッド「どうも、ちょっと今いいです?」
魔法使い「なんだい?」
レッド「魔法使いがドラゴン使いってどういうことだよ……もうつっこまないけどな」
ワタル「何を独り言言っているんだ?俺の名はワタル。それで用って?」
レッド「かくかくしかじかなんだけど」
ワタル「なるほど、そういうことなら任せてくれ。きっと力になろう」
レッド「ありがとう」
ワタル「勇者様がこんな酒場にいるとはね」
レッド「ってか仲間を酒場で探せって王様適当すぎるだろ」
ワタル「何を言うんだ、レッド。この酒場に集まる人間を知らないのか?」
レッド「えっ……もしかして何か特別な人なのか?」
エリカ「そうですよ!私までただの凡人だと思われていたとは心外です!」
レッド「ご、ごめん。それで?」
ワタル「ここにいる魔法使いや戦士、僧侶はみんな世界最強クラスなのさ」
レッド「最、強……」
ワタル「ふふっ、驚くのも無理はない、か」
エリカ「神経衰弱で私達の右に出るものはいませんよ」
レッド「戦闘じゃねーのかよ!」
ワタル「あ、給料は毎月月末、君の口座から自動で引き落とすように手配しておくよ」
レッド「かがくのちからってすげー!(半ギレ)」
- 19 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:36:05 id:wBc4GOYw0
- ***
レッド「それじゃ、みんなよろしく頼む」
エリカ「よろしくお願いします」
ワタル「任せたまえ」
レッド「……えっと魔王軍の本拠地ってどこにあるんだっけ?」
エリカ「本拠地はここから北に行った山脈地帯だと言われています」
ワタル「あそこは昔からよく魔物が住んでいたというからね」
レッド「なるほど……とりあえず北へ行きますか」
勇者レッド一行は北を目指し冒険を始めたのだった
- 20 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:37:06 id:wBc4GOYw0
- ***
1ばんどうろ
レッド「ところどころポケモンの地名混ぜるのやめーや」
エリカ「レッドさん!あぶないです!」
レッド「えっ!?」
スライムがあらわれた!
レッド「こいつらがスライム……!」
レッド「へっ、コラッタみたいなポジションだろ?そうそう負けるわけねえって」
レッド「行くぜ、みんな!」
ワタル「ああ!」
エリカ「はい!」
- 21 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:37:38 id:wBc4GOYw0
- スライム1 2 3
レッド ワタル エリカ
ワタルのひのこ!
スライム2を倒した!
スライム3のたいあたり!
ワタルに3のダメージ!
スタイム1のたいあたり!
ワタルに4のダメージ!
ワタル「くっ……!」
エリカ「ワタルさん!」
エリカのいやしのはどう!
ワタルは7かいふくした!
レッド「おお、すげえなみんな」
レッド「さあ、俺のターンだぜ!」
エリカ「頼みますよ!」
- 22 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:38:16 id:wBc4GOYw0
- レッド「えっと……『こうげき・まほう・まもる・にげる』か……」
レッド「魔法は……無い。まあ序盤だしたぶんレベルアップで覚えるんだろう」
レッド「じゃあ攻撃いくぜ!」
レッドのたいあたり!
スライム1に1のダメージ!
レッド「えっ」
ワタル「えっ」
エリカ「えっ」
レッド「1……」
- 23 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:38:43 id:wBc4GOYw0
- ワタルのひのこ!
スライム1をたおした!
ワタル「こんなに弱いのに……」
エリカ「もしかしてレッドさんって……」
レッド「…………」
スライム3のたいあたり!
レッド「来ッ!」
レッドはしんでしまった!
- 24 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:40:15 id:wBc4GOYw0
- ***
レッド「いや、『しんでしまった』じゃねえよ!」
王様「おお、勇者よ!死んでしまうとは情けない!」
ワタル「なんていうかレッド弱すぎる」
エリカ「仮にも勇者がこれって流石の私もドン引きですわ」
レッド「なんでだよ……これ……」
レッド「ステータス見てみたら」
レッド
Lv1/HP1/MP1
こうげき1/ぼうぎょ1/とくこう1/とくぼう1/すばやさ1
レッド「バグかよ!ヌケニンもびっくりだわ!」
「ポケットモンスター赤にはヌケニンがいないと言ってはならない」
レッド「今の誰だ」
レッド「(俺は別世界から来たからシステム上、『レッド』は無いのかもしれないな)」
レッド「(だとしたらこのステータスもうなずける)」
- 25 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:41:13 id:wBc4GOYw0
- ワタル「それでどうするんだレッド」
エリカ「多分いても邪魔になるだけですよ?」
レッド「1ミリも否定できないのがつらすぎるんだけど」
ワタル「もう馬鹿な夢は見ないで国にいる方がいい……」
レッド「そ、そこをなんとか!本当に俺はここにいるはずじゃないんだ!」
エリカ「?」
レッド「ああ……そうか、お前たちには一応話しておいた方がいいかな」
王様「お前らそっとワシをスルーするのやめんか。ずっといたよ」
- 26 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:42:00 id:wBc4GOYw0
- ***
エリカ「にわかには信じがたいですが……」
レッド「今は信じられないだろうけど本当なんだ。俺は別の世界を冒険するはずだった……早く元の世界に戻らなきゃならない」
ワタル「まあそういうことなら仕方がないな。しかし、ただでさえ魔王は強敵だというのに足手まといがいるままで向かうというのは……」
レッド「そうだ、俺が死ぬより前に敵を全滅させることってできないかな?」
エリカ「敵が運よくレッドさんを攻撃してこない……なんてことがあれば行けますけど」
レッド「じゃあそれで地道にレベルあげしよう」
- 27 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:42:23 id:wBc4GOYw0
- ***
~di(e)gest~
・・・
スライム2のたいあたり!
ワタルに3のダメージ!
レッド「セーフ!」
ワタル「なんかむかつくけど仕方ないな……」
スライム1のたいあたり!
レッド「こっちかよおおおおお!!」
レッドはしんでしまった
・・・
スライム2のたいあたり!
レッド「初ターンからあああ!」
レッドはしんでしまった
- 28 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:42:42 id:wBc4GOYw0
- ・・・
スライム3のこうげき!
レッド「く、来るなあああああああ!」
レッドはしんでしまった
・・・
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
レッドはしんでしまった
- 29 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:43:07 id:wBc4GOYw0
- ***
ワタルのひのこ!
スライム2をたおした!
スライム1のたいあたり!
エリカに2のダメージ!
スライム3のたいあたり!
ワタルに3のダメージ!
レッド「!!」
ワタルのひのこ!
スライム1をたおした!
スライム3のたいあたり!
レッドはしんでしまった
レッド「デスヨネー」
- 30 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:43:55 id:wBc4GOYw0
- ***
そして数か月の時が過ぎ……
***
スライム3をたおした!
エリカ「やりましたわ!」
ワタル「つ、ついに……!」
レッド「みんな……お疲れ様!」
レベルアップ!
レッドのレベルが2にあがった!
全ステータス+1
ワタル「1?」
エリカ「1ですか?」
レッド「おかしくね?」
一同「「「……」」」
レッド「もう、さ」
エリカ「はい」
ワタル「ああ」
レッド「やめていいよね?」
ワタル「だな」
エリカ「だと思います」
- 31 名無しのデデンネ 2014/09/05(金) 23:44:49 id:wBc4GOYw0
- ***
レッド「さて、とりあえず今日はこの宿に泊まって明日からのことも考えよう」
エリカ「そうですわね」
レッド「さて、ちょっと一人で探索してくるか」
ワタル「いくら死に慣れてるからって気を付けろよ」
レッド「ありがとう」
レッド「さて、どこに行こうか」
>>32
安価ミスは自動で下
①図書館
②村役場
図書館を選ぶと戦い方などの知識を得ることができ、村役場のおじいさんのところへ行けば役に立つ情報を教えてもらうことができます
どちらを行くかによってもらえる情報は大きく違ってきます。タブンネウソッキー
- 34 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:12:51 id:d0wrMtYQ0
- ***
レッド「図書館についた」
レッド「ゲームだし読める部分ってのは限られているんだろうな」
レッド「でもきっと俺の助けになることがあるはずだ……」
レッド「とりあえず戦闘に関する本を一通り見てみよう」
レッド「えっとなになに……『猿でもわかるステータス上昇法』か……」ペラペラ
レッド「って戦闘で勝てる前提かよ!いや、そりゃそうか」
レッド「スライム相手に苦戦する方がおかしいんだよなあ……」
レッド「何か方法は……ん?これは」
レッド「『モンスター使役入門編・特攻から身代わりまで』?」
レッド「これは面白そうだな」
レッド「……」ペラペラ
- 35 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:13:39 id:d0wrMtYQ0
- ***
翌日
ワタル「レッド、昨日は遅かったみたいだな。何があったんだ?」
エリカ「そうですよ。ワタルさんが死んでしまうところでした」
レッド「そっちの方が何があったんだよ」
レッド「ところで、みんな聞いてくれ。もしかしたら俺にもなんとか戦える方法があるかもしれないんだ」
ワタル・エリカ「「!」」
レッド「一夜漬けの付け焼刃だけど試してみたい……また1ばんどうろに一緒に来てほしいんだ」
ワタル「……もちろんだ」
エリカ「もう更新三日目なのにまだ本拠地の国を出た最初のフィールドを越えてないってのに驚きですよね」
レッド「メタいメタい」
- 36 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:14:38 id:d0wrMtYQ0
- ***
1ばんどうろ
スライムがあらわれた!
レッド「ここで会ったが100年目!今こそ俺の秘技を見せてやるぜ!」
エリカ「ちょ、ちょっと待ってくださいッ!」
ワタル「な、なんだあのスライムは……」
エリカ「紫で形も崩れていますわ……」
紫のスライム「ふふふ……」
レッド「どうみてもベトベターです本当にありがとうございます」
ベトベター スライム1 2
レッド ワタル エリカ
- 37 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:15:02 id:d0wrMtYQ0
- ワタルのひのこ!
スライム1をたおした
スライム2のたいあたり!
ワタルに2のダメージ
レッド「さあ、いくぜ!」
レッドはとつぜんスライムのまわりをおどりはじめた!
レッド「ヨーでる×4
ようかいでるけん でられんけん
ヨーでる×4
ようかいでるけん でられんけん」
ワタル「あ、あれは……!」
エリカ「高等洗脳呪文『なんとか体操第一』ッ!」
ワタル「あいつ……youtubeで歌詞と踊りを覚えて来たのか!」
エリカ「あの呪文は習得しようとした者自身をも蝕むことがある凶悪な呪文……あの人は間違いなく……」
ワタル「『勇者の器』だ!」
- 38 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:15:41 id:d0wrMtYQ0
- レッド「ローイレ ローイレ 仲間にローイレ
友達大事!
妖怪 妖怪 妖怪
ウォッチッチ!!」
(以上、コピペしました)
スライム2がレッド一行についた!
ワタル「よし、いっけええええ!」
エリカのマジカルリーフ!
ベトベターに3のダメージ!
スライム2のたいあたり!
ベトベターに2のダメージ!
ベトベターののしかかり!
スライム2がかわりにうけた!
スライム2に3のダメージ
ワタル「これで終わりだ!」
ワタルのひのこ!
ベトベターをたおした!
レッド「や……やったぞ!」
- 39 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:19:06 id:d0wrMtYQ0
- なんとベトベターはたちあがり
レッド「お?仲間イベントか?」
さいごのちからをふりしぼってこうつげた
ベトベター「ぐはっ……人間どもめ……なかなかやるではないか……」
ベトベター「私は魔王三幹部の一人!」
レッド「いやいやいや」
ワタル「よっわ」
ベトベター「……」
ベトベター「わ、私を倒したからと言って調子に乗るでないぞ……クククッ」
ベトベター「これから先、貴様たちにはもっと恐ろしい敵が立ちふさがるのだァ!」
レッドはベトベターにとどめをさした
レッド「HP0相手なら俺でも倒せるな」
ワタル「さあ、さっさと行こう」
エリカ「あの洗脳術を使えばこれから先も戦えるはずですわ!」
レッド「ああ!それじゃあこれからもよろしく頼むぜ!」
- 40 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:19:32 id:d0wrMtYQ0
- ***
きたのくに
レッド「ついに魔王軍の影響をかなり受けてしまっている北の隣国だな」
ワタル「今日はここで休もう」
エリカ「そうですわね。お疲れ様でした」
スライム2「っくぅ……腰をやっちまったかもしれねえ。痛むぜ……」
レッド「お前の腰ってどこだよ」
エリカ「そもそもしゃべれたことに驚きですわ」
隣国の使者「お待ちしておりました勇者様ご一行!」
レッド「ああ、あなた方は」
隣国の使者「魔王を倒してくださると聞いて飛んでまいりました」
レッド「まかせてください。……それで、魔王のこと色々聞かせてくれますか?」
隣国の使者「ええ、それでは宮殿へどうぞ」
- 41 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:21:53 id:d0wrMtYQ0
- ***
魔物学者「……ということもありました」
レッド「なんてやつだ……とても知性を持った生き物のすることとは思えない」
スライム2「くそったれな人でなしめ!俺がぶちのめしてやる……」
エリカ「まああなたも魔王も人ではないですからね」
ワタル「それで、魔王にはどんな力が?」
魔物学者「なんと魔王には……>>43を>>44する能力や、>>45を>>46する力まであるのです!」
レッド「なん……だと……!?」
- 42 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 21:22:21 id:d0wrMtYQ0
- 今回はフリー安価です
よろしく頼んだ
次回でたぶん最終回
- 44 名無しのデデンネ 2014/09/08(月) 22:50:06 id:hZnsSGp20
- 性転換
- 45 名無しのデデンネ[sage] 2014/09/09(火) 02:27:26 id:Zr4PK2OI0
- 展開早いな…乙
45なら魔王
46ならレッドの嫁に
- 46 名無しのデデンネ 2014/09/09(火) 12:43:41 ID:48cSUrTc0
- グリーンに
- 47 名無しのデデンネ 2014/09/09(火) 18:54:12 id:pUQEqIwE0
- レッドを性転換して魔王がグリーンになるwwwwww
- 52 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:28:52 ID:/6/CBL4s0
- ***
学者「勇者の性別を変えてしまうのです」
レッド「なん……だと……?」
学者「過去に魔王に挑んだ勇者様は必殺光線を受けて貧弱な娘になって帰ってきました……」
ワタル「なんてことだ……」
学者「さらに言い伝えでは”グリーン”に変身するという風にも……」
ワタル「ぐりーん?」
レッド「まさかな」
エリカ「心当たりがあるんですか?」
レッド「俺の世界のラスボスの名前がグリーンなんだ」
ワタル「お前の名前といいそのラスボスといい、名前の付け方が適当すぎやしないか?」
レッド「うるせえ。魔王の名前がそのまんま魔王の方が適当だろ」
エリカ「でも魔王の性別を変える能力はあまり効果がありませんわね」
ワタル「勇者は戦わないからな」
学者「え?」
レッド「あー!!!!あれです!!!俺が本気を出す前に全て終わってしまうってことです!!!!!」
学者「は、はあ……」
レッド「(一応勇者なんだから良いかっこうさせてくれよぅ)」
- 53 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:30:14 ID:/6/CBL4s0
- ***
そしてついに一行は魔王城に到着するのだった
レッド「幹部が立ちはだかったりするのかと思ったけどなんもなかったな」
ワタル「気が付かないうちに倒してたりしてな」
レッド「しかし、ここからは相手のホームグラウンドだ」
エリカ「気を引き締めなければなりませんわね」
ダークドラゴンがあらわれた!
レッド「さっそく出て来たか!」
エリカ「行きましょう!」
- 54 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:31:07 ID:/6/CBL4s0
***
レッド「これは……」
ワタル「大きな扉だな……」
エリカ「おそらくここが魔王の……」
ガチャ……ギギギ……
ゴゴゴゴゴゴ……
魔王城の他のフロアと違い、ここだけは砂漠のような砂に満ち、ただ奥に玉座があるのみだった。
そこには魔王が、そしてその足元にはこれまでも見なかったような魔物がよだれを垂らしてこちらを睨みつけている。
魔王「くくくっ……待っていたぞ勇者とその仲間よ」
レッド「魔王……」
魔王「あ、そこ段差あるから」
レッド「あっ、ほんとだ」
エリカ「バリアフリー設備がなっていませんね」
魔王「おい、ヘルピサロ」
ピサロ「ハイ」
魔王「後で管理課に通達しておけ」
ピサロ「リョウカイデス」
- 55 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:31:47 ID:/6/CBL4s0
魔王「ではあらためて……待っていたぞ勇者一行」
スライム2「おうおう、魔王!俺達が来たからにはもうお前の天下も終わりだぜ!」
レッド「お前、ここは絶対勇者がしゃべるところだろ」
ワタル「魔王よ、この最強の魔法使いを前にひれ伏すが良い!」
エリカ「あなたを倒して、この世の民に平和をもたらします!」
レッド「お前を倒して……元の世界に戻る!」
魔王「行け!お前たちよ!」
ジャイアントゴーレム「グオオオ!!」
ミカルゲ「ウンニャ~~~~ン」
ヘルピサロ「キキッ!」
レッド「だからしれっとポケモン混ぜるのやめーや」
「赤版にミカルゲはまだ無いとか言ってはならない」
レッド「またお前か。毎度ご苦労だな」
- 56 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:32:43 ID:/6/CBL4s0
- ワタル「レッド!まずはあのやっかいそうなピサロをこちらの味方にするんだ!」
レッド「よし来た!」
レッド「いくぜ!」
「みてみて☆こっちっち こっちみてほしい」
♪
(´・ω・`) ♪
( つ つ
*1
し' っ
「みててくれたら どきどきハッピー!」
♪
♪
∩´・ω・`)
ヽ ⊂ノ
*2
c し'
「みてみて☆もっとっとん もっとみてほしい
みててくれたら はりはりキリリ!」
ワタル「レッドの奴、あの独自の曲に変えて急に伸びてきたよな」
エリカ「アイツの番組があの曲でエンディングをやってるらしい。レッドにとってあの曲が自然体なんや」
- 57 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:33:14 ID:/6/CBL4s0
- ヘルピサロ「キヤアアアアアアアア!!」
ヘルピサロがなかまになった!
魔王「なんだとおおお!?これでは管理課に連絡がいかないではないかッ!」
魔王「くそっ!行くぞ!」
魔王 ゴーレム ミカルゲ
レッド スライム2 ワタル エリカ ピサロ
ゴーレムの拳がフィールドを砕き、ワタルの魔法が闇を焼いた
エリカの魔法で仲間は再び戦う力を取戻し、ミカルゲがその力を奪った
魔王の破壊光線はあらゆるものを消し去り……
- 58 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:34:23 ID:/6/CBL4s0
- ***
レッド「くっ……みんな……!」
魔王「ふっ、残るは勇者一人!」
レッド「ちくしょう!ここまでなのか!」
魔王「ふふふ……どれ、お前の残りの体力は……満タン!?」
レッド「仲間たちが俺を守ってくれたんだ……!」
魔王「ああ、そういえばそうだったな」
レッド「仲間たちの想い……無駄にはできない!」
魔王「わかるわ。その気持ち」
レッド「えっ」
魔王「俺も小さい頃は次の魔王として大事に育てられて家臣たちも俺の身代わりになって何人も死んだんだよなあ」
レッド「えっ、何この同情モードみたいなの」
魔王「なんか傷つけるの気が引けてきたぞ」
レッド「お前魔王の自覚なさすぎだろ!」
魔王「なんなら俺の弱点教えてやろう。ゲージが4分の1になったら覚醒する第3の目に喰らうとひるむ」
レッド「何さらっと言ってんの!?」
魔王「ちなみに俺を倒した後のスタッフロールはスタートボタン長押しで早送りにできる」
レッド「嬉しい解説やめろ!お前は魔王だぞ!」
- 59 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:35:11 ID:/6/CBL4s0
- 魔王「フッ!小賢しいやつめ」
レッド「小賢しい?」
魔王「ならば括目せよ!我が最強の奥義……!」
レッド「ッ!来るなら来い!必ず勝機を見つけて見せる!」
レッド「これまで俺を助けてくれたみんなのためにもここで負けるわけには―――」
グリーン「俺が世界で一番強いってことなんだよ!」
レッド「誰だお前」
グリーン「えっとつまりな」
レッド「誰だお前」
グリーン「冷たい」
- 60 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:36:19 ID:/6/CBL4s0
グリーン「魔王最終形態だ……この変身をすることでラスボス感がより一層増すのだ!」
レッド「それだけかよ!」
魔王グリーン「そういえばなんだかんだでこの奥義使ったことなかったんだよね」
魔王グリーン「そして喰らえ!」
レッド「ッ!!」
魔王グリーン「ジェノサイド・オメガ・ブレイク・スパーク!!」
レッド「(なんて残虐そうな名前なんだ……もうここまで―――)」ドカアアン
レッド「……」
レッド「あれ?」
レッド「生きている……」
***
学者『勇者の性別を変えてしまうのです』
レッド『なん……だと……?』
***
レッド「まさか……」
レッド「………………ついてない」
レッド(女)「ついてない!?!??!?!?!?!?!」
レッド(女)「なんか若干声高くなってるし!?!?」
レッド(女)「服もすごい女の子っぽくなってる……?」
- 61 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:37:01 ID:/6/CBL4s0
魔王グリーン「ククク……これでもういつもの力は出せまい……」
レッド(女)「つかなんだよ、その小学生みたいな名前は!?効果とのギャップありすぎだろ!」
魔王グリーン「女の子はそんな荒っぽい言葉使っちゃいけません」
レッド(女)「なんなのよ、その子供みたいな技の名前!?効果とのギャップ激しすぎるわよ!」
魔王グリーン「はーい、おっけーでーす!」
レッド(女)「何が『おっけーでーす!』なのか」
- 62 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:38:19 ID:/6/CBL4s0
レッド(女)「(くそ!考えろ!考えるんだ!)」
レッド(女)「(私の……じゃなくて俺の周りは砂!仲間たちは遠くに倒れている!)」
レッド(女)「(大してステータスの上がらなかった俺の攻撃では魔王を倒すことはおそらく不可能……!)」
レッド(女)「だったら!」
レッド(女)「魔王」
魔王グリーン「なんだ。そんなところに居ていいのか?早く逃げなければこの戦いも終わってしまうぞ?」
レッド「やっぱりラストバトルはレッドVSグリーンになる運命なんだよな」
魔王グリーン「?」
レッド「そして……」
レッド「俺が勝つ、ってのもまた"運命"なんだぜッ!」
魔王グリーン「ふふくく…………くくうふははっ………はははははッ!」
魔王グリーン「面白いこと言うじゃねえかレッド!」
魔王グリーン「お前の本気、見せてみろ!」ゴゴゴッ
- 63 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:39:19 ID:/6/CBL4s0
レッド(女)「……今の俺がお前に勝つ」
魔王グリーン「……」ゴクリ
レッド(女)「……には、逃げるしかねえよなあ!」ダダダダッ
魔王グリーン「アッ、こら待て!」
レッド(女)「どうしたどうした!悔しかったらここまでおいで~」
魔王グリーン「てんめぇえええ!!」
レッド(女)「つっっ!」
レッド(女)「しまった!スカート走りにくくて足が絡m」
どてっ
レッド(女)「!」ガサ
魔王グリーン「いまだァ!」ピョーン
魔王グリーン「踏みつぶしてくれるッ!」
魔王グリーン「終わりだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
ズシーン!
- 64 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:41:22 ID:/6/CBL4s0
魔王グリーン「……」
レッド(女)「はぁ……はぁ……なんとかかわしたぜ」
魔王グリーン「ぐ」
レッド(女)「な?言ったろ?」
魔王グリーン「ぐああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ」
レッド(女)「最後は赤が勝つんだよ」
魔王グリーン「」バタッ
レッド(男)「おっと、体も元に戻ったみたいだな」
レッド「グリーン、お前は気付けなかった。俺の罠に」
- 65 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:41:45 ID:/6/CBL4s0
レッド「そもそもここが砂地であることが一つの俺の勝因だった」
レッド「俺が転んだ時お前はチャンスだ、って上からの攻撃をしかけたが」
レッド「あの時上空から破壊光線を撃たれていたら俺の負けだった」
レッド「俺は自分の身体の影に隠していたのさ」
***
レッドは木の棒を手に入れた
50Gを手に入れた
レッド「なんで木の棒!?もっとなんかあるでしょ!?」
***
***
レッド「あれ?この木の棒、ただの木の枝かと思ったけど結構頑丈で強いんだな……流石に武器なだけあるな」
***
レッド「この頑丈な木の棒を、な」
レッド「砂地に突きたてておくことでお前ののしかかりは自分の身体を貫くことになったんだよ」
- 66 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:42:57 ID:/6/CBL4s0
レッド「ま、今更言っても仕方がないか」
レッド「……魔王の鑑を探そう」
ガサガサ
レッド「これか」
レッド「さて、それじゃあ帰りますか!元の世界に!」
レッド「ワタル、エリカ、スライム……はまあいいか」
レッド「なんだかんだで楽しかったぜ。早く元気になれよ」
レッドは3人に回復草を使った!
エリカ「ん……」
ワタル「……そうか、確か倒されて……」
エリカ「!」
エリカ「あれは!」
ワタル「魔王の遺体だ……!」
エリカ「……レッドさん、やったんですね」
ワタル「そうらしいな」
- 67 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:43:27 ID:/6/CBL4s0
- ワタル「ところでレッドは?」
エリカ「…………帰ったみたいですね。レッドさん……いえ、勇者様」
ワタル「……そのようだ」
ワタル「あいつは正真正銘、勇者だった」
エリカ「はい!」
ワタル「これからこの世界は俺達が守らなければな!」
エリカ「ええ!勇者レッドの意志を継いで……!」
- 68 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:44:37 ID:/6/CBL4s0
***
レッド「ったく、この暗闇をまっすぐ行ったら本当にあるんだろうなあ?元の世界」
レッド「技マシンと伝ポケの回収しなきゃなんねえんだよなー」
レッド「…………」
レッド「……ワタル、エリカ」
レッド「へへっ、なんも言うことはねえか」
レッド「…………」
レッド「……どうやら見えてきたな……世界が」
レッド「………………」
レッド「…………」
レッド「……」
***
**
*
HAPPI ENDO
レッド「法被遠藤って何だよ」
- 69 ◆HVzqEIcQBs 2014/10/14(火) 00:45:19 ID:/6/CBL4s0
- くぅ~w疲れました!これにて完結です!
ああ……やっと終わった……安価SS難しすぎる
それではまた!
- 71 名無しのデデンネ 2014/10/14(火) 20:18:12 id:DqYZ1xlk0
- 一瞬テニミュが見えた気がした 乙!